TOP >> トラックの選び方(TRUCK)
トラックを選ぶ際のポイント
トラックを選ぶ際は基本的に下記がポイントになります。
- トラックの幅
- トラックの高さ
- ホイールベース
それでは1つずつ解説していきます。(↓はトラックの各パーツの名称です。)
トラックの幅
取り付けるデッキの幅に合うトラックを選びましょう。
ストリートで使用するトラックのハンガー幅は大体140mm前後のサイズが平均的ですので、 デッキの横幅とトラックの(アクスル)幅が同じくらいになるものを選ぶのがベターです。
デッキの幅7.5インチ〜7.75インチまでの一般的なサイズの場合は特に気にしなくても大丈夫ですが、 それより細いデッキや太いデッキの場合はトラックサイズをきちんと確認しましょう。
目安として、トラックにウィールを取り付け、デッキに組んでボードを横に向けて立てても倒れなければOK!
トラックの高さ
トラックの高さは一般的にHI(ハイ)とLOW(ロウ)とに分かれます。
自分のしたいスケートスタイルに合わせて高さを選びましょう。
HIの場合
スピードの速い大きなサイズのウィールをつける事ができます。
車高が上がるのでテールと地面との距離が遠くなり、オーリーなどのトリックで高く飛ぶ事ができます。
LOWの場合
車高が低くなり安定感が増します。
オーリーやフリップなどテールを弾くトリックを仕掛けるとき、車高が低いのでテールと地面との距離が近いので弱い力でも弾くことができます。
自分のスケートスタイルが「これ」といって決まっていないという方には安定感のあるLOWトラックをオススメします。
ホイールベース
スケートを始めたばかりの人は少し聞きなれない言葉だと思いますが、前のウィールから後ろのウィールまでの距離のことをホイールベースといいます。
車でいう前輪と後輪の距離と同じ感覚でイメージすると分りやすいと思いますが、この距離が広いほうが安定感が増し、短い方がテールのふみ心地が軽くなります。
同じデッキでも選ぶメーカーやトラックの種類によってホイールベースが変わります。
好みにもよりますが、一般的には、
- 31インチより短いデッキにはホイールベースが広めのトラック
- 31インチ以上の長さのデッキにはホイールベースが狭めのトラック
といった感じで選ぶとバランスが良くなります。
まだスケートを始めたばかりの方は長めのデッキでもホイールベースが広めのトラックを選ぶとグッと安定感が増します。
また、トラックは中心のキングピンの締め方を調節する事で、 ターン性を増したり、安定性を強化したりすることも出来ます。
例)
路面がフラット(平ら)でスラローム、サーフスケート等の場合は
キングピンを緩めて
【ターン性の強化】
オーリーなどトリックを練習する際やダウンヒルなどの加速 重視の場所ではキングピンをきつく閉めて【安定性の強化】
自分にあったスケートスタイルに応じて調節しましょう。
トラックを見る各ブランドの特性について
このトピックでは、スケートボードのトラックを製造しているメーカーの中から、国内・海外を問わずスケーターの間で 定番ともいうべきトラック製造ブランド、各ブランドのトラックの特性などをいくつかご紹介します。
INDEPENDENT(インディペンデント)
国内、海外で幅広い人気の老舗ブランド
ホイールベースは狭めなので、少し大きめのデッキにあわせるとグッドです。
少し重いとの意見もありますが、頑丈さならどこのブランドよりも勝っています。
とても素直な動きをしてくれるトラックです。
アイテムを見るTHUNDER(サンダー)
こちらも日本国内での人気の高いトラックブランド
ホイールベースや動き方はVENTERとINDEPENDENTの「中間」と考えて頂けると分かりやすいですね。
パークからストリート、どんなスケートスタイルでも力を発揮してくれる器用なトラックです。
アグレッシブなスケートが好きな方に絶大な支持を受けています。
アイテムを見るTENSORE(テンサー)
軽量トラックと言えばこのテンサートラック
マグネシウム素材を始めてトラックに使用したりと、前衛的な商品展開が魅力のブランド
スライダーシステムを搭載したモデル等、機能性も重視していますので中・上級者にオススメです
アイテムを見るROYAL(ロイヤル)
CHOCOLATE、GIRLと同系列のトラックブランド ロイヤルトラック
キックの高いデッキと組み合わせる事を想定した、安定感の高さが魅力で、
ストリート・フラットスタイルに最適なトラックです
アイテムを見るSPEED DEMON(スピードデーモン)
こちらは初心者用のコンプリート等を手掛けるスケート総合商社
デッキのクオリティーにも定評がありますが、トラックにもこだわっています。
高級トラックブランド"TENSORE"と同じ工場で製造されており、
少し狭めのホイールベースでふみ心地も軽く、カラーバリエーションがとにかく豊富!
アイテムを見るBULLET(ブレット)
デッキ、トラック、ウィールやハードウェア、ヘルメットまで自社で作っているスケート総合商社
トラックだけ作っているブランドよりも信頼性が低いと思われがちですが、しっかりとした壊れにくいトラックを作っています。
キッズ用サイズも手を抜いていないところがGOOD!
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